スタッフの声
横川 美紀
DATA
入社年 | 2010年 |
職種 | 保育士(生活支援員) |
担当施設 | ゆーふる(放課後等児童デイサービス / 生活介護) |
自分の本当にやりたかったこと
私は働き始めたときからずっと福祉の仕事をしてきました。保育園で保育士をしたり、介護施設でケアマネをしたりといろんなことを一通り経験してきて、自分が本当にやりたかったことってなんだろうと考えたときにパッて思い浮かんだのが障碍児さんの支援でした。そこでちょうど求人を見かけたのがきっかけで「ゆーふる」のスタッフとして加わりました。
「ゆーふる」では管理者についております。基本的な業務は、メンバーさんの個別支援計画作成や各種会議の出席、御家族や関係機関との連絡などですが、実際にメンバーさんの活動支援なども積極的に行っています。
気持ちが“ちゃんと”伝わったとき
子どもたちが自分のペースで成長していく中で「これできるようになった」とか「あれやってみたい」っていう気持ちを私に伝えたい!ってすごく頑張ってくれるんです。それだけでもすごくうれしいことなんですが、私に“ちゃんと”気持ちが伝わったとき、すごく喜んでいるのがわかるんです。それが私もすごくうれしくてこの仕事をしていてよかったなって。だから毎日メンバーさんのために私のためにもちょっとした変化に気づけるように頑張れるんだと思います。
歌声やメッセージを撮って届けたい
いつも来てくれていたメンバーさんが重い病気を発症してしまったんです。意識がない状態で長期入院になってしまって。私たちみんながすごくショックでした。ただ私たちは、そこで何かしたいと思って、毎日動画をつくって送ることにしたんです。メンバーさんはゆーふるが本当に大好きだったので歌声やメッセージを撮って届けたいなと思って。あの時は会議も即決で翌日から即実行して、みんなメンバーさんのために一丸となって頑張りました。
続けていたらお母さんから連絡が来て、メンバーさんがその動画を流しているときに反応してくれたって知らせてくれました。その時のスタッフみんなの顔や感動はいまでも鮮明に思い出せるくらい印象深いですね。いまではメンバーさんは毎日学校に通えるくらい元気になって、ゆーふるにも顔を見せてくれます。本当にみんなと一緒に頑張ってよかったなって思います。